チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)は、中京競馬場で開催されるようになって今年で6回目です。過去5年の勝ち馬であるルヴァンスレーヴ、ゴールドドリーム、サウンドトゥルー、サンビスタ、ホッコータルマエに共通するのは、すでにG1を勝っていて(地方を含む)、地方交流重賞でも強いことです。
JBCクラシックとの相性が最もよい
過去5年、馬券になった15頭中5頭がJBCクラシックからの参戦で最も多く、下記の2頭は有力視されます。
チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)の行われる中京競馬場はゴール前に坂があるため、JBCクラシックなど2000mを走れるスタミナも必要です。
チュウワウィザード
初めて浦和で開催されたJBCクラシックを勝って、充実著しい4歳馬です。
成長途上の東海Sで2着、平安Sを勝ち、帝王賞も2着など地方交流重賞でも強く、過去5年の勝ち馬と比較しても遜色ありません。
注目視される1頭です。
オメガパフューム
右回りの東京大賞典と帝王賞を勝ち、左回りはよくないと言われていましたが、前走の浦和で2着して払拭された印象です。
チュウワウィザードと同じく4歳で、4ヶ月の休み明けを叩いて、調子上昇しています。
ただ、昨年は5着で距離がもう少し欲しい印象はあります。
他の地方交流重賞も重要
昨年はルヴァンスレーヴ、2年前はゴールドドリームが、前走マイルCS南部杯からチャンピオンズC(チャンピオンズカップ)を勝っています。
過去5年、馬券になった15頭中9頭が前走は地方を使っていました。
クリソベリル
1番人気が予想される3歳最強馬です。
ジャパンダートダービーを勝ち、古馬との初対戦の日本テレビ盃も圧勝しました。
あえて不安点を探せば、JRAの速いペースでのレースを走ったことがなく、対応できるかが未知数なところです。
また、全兄のクリソライトもダート重賞を勝ちまくりましたが、中央競馬では平安Sで2着が1回のみでした。
クリソベリルも中央でパフォーマンスを下げる可能性が考えられ、過信は禁物です。
ゴールドドリーム
6歳になり、全盛期をすぎた印象がありますが、安定感は抜群です。
前走は案外でしたが、4歳時にチャンピオンズC(チャンピオンズカップ)を勝ったときも、同じく前走のマイルCS南部杯で負けていました。
休み明けで本調子でなかったと考えれば外せません。
今年のみやこSは軽視
1着にチャンピオンズC(チャンピオンズカップ)の優先出走権が与えられ、前哨戦の位置づけのレースです。
今年のみやこSは、かなりのハイペースとなり、追い込んだ馬で決まりました。
上位にきた馬をそのまま信用するのはどうでしょうか。
ヴェンジェンス
みやこSを勝ちましたが、1枠で内ラチ沿いの経済コースを回ってきたことで、恵まれた印象があります。
8歳のキングズガードも、同様に2着だったことを考えると、特筆すべきことではありません。
チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)はこれほど速くならないので、押さえ程度でよさそうです。
ウェスタールンド
チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)では、7歳馬はG1を勝ちまくったコパノリッキーが3着にきたのみです。
ウェスタールンドは、2着だった昨年よりも衰えたとみると、展開がはまっても3着、連対することはなさそうです。
インティ
フェブラリーSや東海Sのように、他馬に絡まれずに逃げられるかに尽きます。
揉まれると前走のみやこSのようになってしまう確率が高いですが、今回は武豊騎手なので競りかけていく馬がいないことも考えられます。
地方でパフォーマンスを下げているのはマイナス材料です。
武蔵野Sは苦戦必至
こちらも1着にチャンピオンズC(チャンピオンズカップ)の優先出走権が与えられますが、マイルなのであまり直結しません。
過去5年でウェスタールンドとノンコノユメが2着にきましたが、どちらも2000mでの実績がありました。
ワンダーリーデル
チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)では1800m以上の実績も必要で、一線級に比べると地力も劣る印象です。
マイル以下しか走ったことがないのは大幅なマイナスで見送る手でしょう。
タイムフライヤー
JCダートなど、G15勝のタイムパラドックスの甥ということで、以前からダートで注目されていました。
ホープフルSを勝った後、負けが続いていましたが、ダートに転向して3戦目の武蔵野Sでようやく2着に入りました。
血統的に長距離もOKで、ジャパンカップを制したマーフィー騎手に乗り替わり、人気がなければ買いたいです。
その他のレース
サトノティターン
兄がエルムSを勝ったマチカネニホンバレ、叔父にマチカネキンノホシがいる良血馬です。
前走のブラジルCを楽勝して勢いがあり、チャンスは有りそうです。
昨年の1着ルヴァンスレーヴ、3着サンライズソアと同じ、シンボリクリスエス産駒です。
モズアトラクション
追い込みなので展開に左右されますが、常に速い上がりを使える馬です。
前走のシリウスSの惨敗で人気はなさそうですが、ハイペースになれば3着くらいにくい込む可能性はあります。
ジャングルポケット産駒は、16年2着のアウォーディーと同じです。
2走前にエルムSを勝っており、軽視は禁物です。
チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)のまとめ
チャンピオンズC(チャンピオンズカップ)はスローペースになったり、ハイペースになったりまちまちですが、時計は1分50秒台で安定しています。
過去3年はすべて1分50秒1で、淀みなく流れることを考えると、2000mの実績がある馬を狙うのがよいでしょう。
マイル以下でしか実績のない馬はまったく馬券になっていませんが、逆に、長距離だけというのもダメでマイルでのスピードも必要です。
基本的には逃げ、先行が有利ですが、昨年のウェスタールンドのように内ラチ沿いを回ってくれば、追い込みがくることもあります。
毎年、8~12番人気の1頭以上が3着以内にきており、馬券的にも面白いレースです。
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※コラム作成者と編集者は別の人物になります。
いかがでしたでしょうか。今回は12月1日に行われるチャンピオンズC(チャンピオンズカップ)で注目の馬達を紹介しました。
言わずと知れた中央競馬の重賞競走G1でダート1800mで行われます。サラブレッド系の3歳馬以上であることが条件になります。創設後2013年までは「ジャパンカップダート」の名称で親しまれていました。
愛知県の豊明市にある中京競馬場でレースは行われます。アクセスとしては名鉄名古屋本線の中京競馬場前駅から徒歩約10分程度で行くことが出来ます。この時期でしたら車で行くことをお勧めします。
週末は天気にも恵まれそうですので晴れ晴れとした青空のもとレースを楽しむことが出来そうですね。
前回の2018年は「ルヴァンスレーヴ」が見事1着でしたが今回のレースではどういった展開になるか非常に楽しみでよね。
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今回も非常に期待出来るレースになっているので万馬券が出るのを期待しています。
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