令和元年の有馬記念はマイル適性・牝馬3頭のワンツースリーもある

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今年はG1馬が12頭も出走を予定していて、グランプリという名の通り、例年になくメンバーが揃いました。アーモンドアイの1番人気は確実ですが、それ以外は人気が割れて、何が来てもおかしくありません。馬券でプラス収支にするには、点数を絞って買う必要があります。

有馬記念・過去10年のデータ

過去10年で馬券になった30頭の前走は、ジャパンカップが13頭、菊花賞が6頭、天皇賞(秋)が3頭、エリザベス女王杯と凱旋門賞が2頭ずつ、G1以外が4頭です。

前走がジャパンカップ
最も馬券になるのが、ジャパンCから有馬記念への王道ローテーションです。
今年はスワーヴリチャード、レイデオロ、シュヴァルグランのG1馬3頭とエタリオウが該当します。

前走が菊花賞
菊花賞と有馬記念の連勝もよくあることで、ワールドプレミアが注目されます。
昨年はブラストワンピースが菊花賞4着から有馬記念を制しており、ヴェロックスも圏内です。

前走が天皇賞(秋)
昨年はレイデオロが天皇賞(秋)を勝った後、有馬記念で2着でした。
アーモンドアイ、サートゥルナーリア、アエロリット、スティッフェリオの4頭が出走します。
間隔が2ヶ月あるので、負けても立て直すことも可能です。

その他のG1
オルフェーヴルが凱旋門賞2着から勝ち、ゴールドシップが凱旋門賞14着から巻き返して3着に入っています。
凱旋門賞からキセキ、フィエールマンが出走しますが、注目はコックスプレートからのリスグラシューでしょう。
エリザベス女王杯からはクロコスミア、スカーレットカラーがいます。

どの馬を選ぶか
今年はG1馬が12頭もいて、絶対的なアーモンドアイが出走することを考えると、過去10年のデータよりも厳しく見るのがよさそうです。

前走ジャパンCの有力馬

スワーヴリチャード
ジャパンCを勝ちましたが、今回の有馬記念と比べると、とても手薄なメンバーでした。
また、時計が遅かったことも功を奏したと言えます。右回りの中山では割引きも必要です。

レイデオロ
有馬記念で引退する馬が勝つことがよくありますが、レイデオロは不振続きで、馬券になるのも難しい感じです。
他にはリスグラシュー、シュヴァルグラン、アエロリット、アルアイン、クロコスミアも引退を予定しています。

シュヴァルグラン
過去10年、馬券になった30頭中28頭が5歳以下です。
6歳以上は、昨年のシュヴァルグラン自身など、2頭しかいません。
今年はメンバーが揃ったことを考えると、7歳では厳しいです。

前走が菊花賞の有力馬

ワールドプレミア
菊花賞と有馬記念を連勝する馬は、ほとんどが皐月賞や日本ダービーも好走しています。
ワールドプレミアはクラシックとは無縁なのが不安ですが、全兄のワールドエースがクラシックを好走したので、血統的には問題なさそうです。
95年にはマヤノトップガンがクラシックに出走せずに菊花賞と有馬記念を連勝しています。

ヴェロックス
クラシック3戦すべて3着以内の堅実派で、皐月賞や日本ダービーの速い時計に対応しています。
菊花賞を1番人気で負けたことで、馬券的にも妙味がありそうな注目される1頭です。

前走が天皇賞(秋)の有力馬

アーモンドアイ
あえて不安材料を探せば、有馬ではなく香港に行く予定だったことくらいです。
中山の馬場が合わないことも考えられますが、現役最強馬なので普通に走れば勝ちそうです。

サートゥルナーリア
クラシックでのヴェロックスとの比較から言っても外せない1頭です。
天皇賞(秋)を負けて、リオンディーズの弟ということもあり、気性の悪さが心配されます。

前走が海外レースの有力馬

リスグラシュー
打倒アーモンドアイの最右翼でしょう。リスが木の実(アーモンド)を食うといったところでしょうか。
宝塚記念と有馬記念を制するとグランプリホースと呼ばれますが、中でもグラスワンダーはマイルでも超一流でした。
リスグラシューもマイル実績があり、宝塚記念を勝ったことで注目視されます。

キセキ
凱旋門賞の前にフォア賞も走っており、他馬ほどの日本での調教ができていないのが心配です。
菊花賞を勝った後、香港ヴァーズから休み明けの日経賞も惨敗しています。
また、昨年の有馬記念も5着で、中山は2戦して馬券もになっていません。

フィエールマン
中山のAJCC2着、福島のラジオNIKKEI杯でも追い込んで2着しており、小回りコースにも対応しています。
スタミナは十分で、大舞台に強い池添騎手で一発も考えられます。

有馬記念のまとめ

今回の有馬記念で6頭が引退します。アエロリットも引退するので、逃げてどこ迄かというレースをするのは間違いありません。
となれば、キセキ、スティッフェリオ、クロコスミアなど前に行く馬も多く、例年のように牽制し合ってスローペースになることは考えにくいです。
ある程度流れることを考えると、マイルも走れるような速いペースに適性のある馬に注目したいです。

1、2番人気が想定されますが、牝馬3冠のアーモンドアイ、東京新聞杯やアルテミスSを勝っているリスグラシューを軸に、3番手に穴を狙うのもよいでしょう。
安田記念2年連続2着のアエロリットの逃げ粘り、レコード決着となったヴィクトリアマイルで3着のクロコスミア、最後の直線だけに徹すればスカーレットカラーも3着くらいはあるかも知れません。
牝馬3頭でワンツースリーなら3連馬券は大きな配当になりそうです。

先週の競馬を見ると、中山の馬場はまだ内がよさそうなので、内枠または前に行ける馬を穴で狙いたいです。
中央競馬の一年間の総決算である有馬記念を的中させて、気持ちよく新年を迎えたいものですね。

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