競馬コラム

伝説?競馬史に残る名シーンの数々を調べてみた!

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競馬の楽しみ方は人によって異なります。

馬や騎手が好きな人もいますし、純粋に賭け事が好きという方もいます。

当てれば配当金が手に入るので高額配当金を手にするかもしれないが逆にお金を売りなうかもしれないというスリルがたまらないという方もいます。

そこで今回は歴史に残る名場面や記憶に残るレースについて見ていきましょう。

過去にはどんなレースがあったのでしょうか。

早速見ていきましょう。

歴史に残る名場面について調べてみた!

歴史に残るようなレースは過去にもありました。

果たしてどんなものがあったのか確認していきましょう。

『1996年に行われた阪神大賞典でのマヤノトップガン対ナリタブライアン戦』

田原成貴騎手率いるマヤノトップガン対武豊騎手率いるナリタブライアンの一騎打ちは手に汗握る大勝負になりました。

両者共にブライアンズタイム産駒ということもあり非常に注目されていました。

また、2頭ともJRA賞年度代表馬でもあるということでこの2組の一騎打ちというのは白熱した戦いになりました。

前々年に大活躍したナタリブライアンは三冠を達成しており競馬業界でも一躍注目されている馬でした。

阪神大賞典後に右股関節炎の影響で思うような結果が出せていなかった為ファンの間では固唾を飲んでこのレースの行方を見守っていました。

ナリタブライアンはスタート直後には先頭に立ち一馬身リードした状態で好調な走りを見せています。

マヤノトップガンが4番手を走り先頭についていきます。

中間点に差し掛かったところでマヤノトップガンが動きます。

どんどん前の馬の追い抜き先頭に近づいていきます。

それを追いかけるようにナリタブライアンも順位を上げていきます。

そしてついに両者が並びます。

最終コーナーを曲がったところで3番手を大きつ突き放し両者激しい攻防戦が繰り広げられます。

外から回ってくるマヤノトップガンとナタリブライアンの一騎打ちとなりました。

白熱した2頭のマッチレースに会場のボルテージは最高潮に包まれました。

両者並んだ状態で直線を駆け抜けどちらが先にゴールしたのかわからない状態でした。

2頭のマッチレースは判定の結果ナタリブライアンが制しました。

両者共にタイムは同じでしたが着差はアタマでわずかにナタリブライアンが早くゴールしました。

ライバル対決ということもあり多くのファンがこのレースはアツかったと口を揃えて言うのではないでしょうか。

『1998年に行われた毎日王冠でのグラスワンダー対エルコンドルパサー対サイレンススズカ戦』


注目の3頭が出馬するこのレースは東京競馬場に13万人以上の観客が訪れたということもありその数から期待値の高いレースである事がわかります。

同年秋に行われた天皇賞の観客数が14万人を超えていたということを考えるとどれだけ世間から注目されていたのかわかるでしょう。

的場騎手率いるグラスワンダーと蛇名騎手率いるエルコンドルパサー、武豊騎手率いるサイレンススズカの一戦は競馬ファンなら一度は動画などでも見た事があるのではないでしょうか。

単勝オッズは一番人気がサイレンスズカで1.4倍、2番がグラスワンダーで3.7倍、3番人気がエルコンドルパサーで5.3倍となっていました。

やはりサイレンスズカは非常に人気で武豊騎手とのコンビということもあり一着予想の方も多かったでしょう。

レース直後から先頭にたったサイレンスズカは徐々に差を広げながらレースを展開していました。

実況席からもこの展開は予想できていたが問題はペースと言っている為誰しもがこのペースを維持できるのか、失速していくのではないかと考えていたでしょう。

3コーナーのカーブで5馬身以上のリードを保ちながら独走するサイレンスズカですが放送席からもそれほど差は開いていないとの実況もあり後半のレース展開がどうなるのか観客も固唾を飲んで見守っています。

サイレンスズカは異次元の逃亡者との異名を持っており後方のグラスワンダーとエルコンドルパサーがどのようなタイミングで追いついてくるかが見ものです。

サイレンスズカが先頭のまま最終コーナーを曲がり直線に入ったところでグラスワンダーとエルコンドルパサーが詰め寄るもエルコンドルパーだけが食いつきグラスワンダーは3着が濃厚な状態になります。

そこからはもうサイレンスズカがどんどん差を広げ圧巻の逃げ切りで幕を閉じました。

サイレンスズカですが1000メートル通過ラップは脅威の57秒7で通常ならオーバーペースになってしまいますがこの馬にとってはこれが自分のペースなのでしょう。

まさに逃亡者という異名に相応しい名勝負となりました。

『2018年にて行なわれたジャパンカップでアーモンドアイがコースレコードの快挙』


2018年に行なわれたジャパンカップは記憶に新しく競馬ファンからしても鮮明に覚えているレースではないでしょうか。

ルメール騎手率いるアーモンドアイが相手をしなくてはいけない馬たちもかなりの強者です。

大阪杯の勝ち馬でもあるデムーロ騎手率いるスワーヴリチャードや京都大賞典にて復活を遂げたモレイラ騎手率いるサトノダイヤモンド、昨年には菊花賞を制した川田将雅騎手率いるキセキ、その他にもシュヴァルグランやカプリ、サンダリングブルーなど錚々たる馬たちが大集合した注目のレースでした。

3歳牝馬三冠を制しているとは言ってもこれだけの名だたる馬たちとの勝負は初めてということもあり競馬ファンもどのようなレースになるのか期待していました。

スタート直後から激しい攻防戦が繰り広げられ大方の予想通り8番のキセキが先頭をリードします。

注目のアーモンドアイは3番手を走りながら追走し様子を伺っているようにも見えます。

順位を変えながら徐々に最終コーナーへ近づいていきました。

レースが動いたのは残り300メートルを通過した時でした。

先頭のキセキがスパートをかけ距離を話していく中アーモンドアイがスピードを上げてどんどん近づいていきます。

距離が少しづつ詰まっていきやがて2頭は並走しました。

しかし、100メートルを切ったところでアーモンドアイが、キセキを抜き去り1馬身4分の3差をつけてゴールしました。

圧巻の走りで会場のボルテージも最高潮に達しました。

またこのレースはレースコードを1.5秒も更新しており名実共に最強の馬として世間に名を轟かせました。

こうしてあのアーモンドアイは最強馬に上り詰めたのでした。

競馬には名シーンがたくさんある!これだから競馬は面白い!!

競馬というのは最後までどうなるか分かりません。

一番人気の馬が急に失速したり、全く人気のなかった馬が急に優勝したりします。

名シーンを生み出すレースには必ず立役者となる馬がいますがその馬の歴史や生い立ちを調べてみるのもまたら競馬の楽しみ方の一つです。

ほかにもたくさんのレースがありますが個人的に名勝負と感じたレースを3つピックアップしてみました。

皆さんはどのレースが記憶に残っているでしょうか。

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